三浦知良選手が今も現役である理由
「世界最年長のプロサッカー選手」三浦知良。横浜FCに加入して11年目となる今シーズン、出場機会こそ減ったものの、日本サッカー界のレジェンドの名に恥じない存在感を見せつけています。三浦知良選手がサントスでデビューしたのは1986年ですから、選手生活は今年でちょうど30年となります。
彼がここまで現役にこだわり、常に日本サッカーを引っ張ってきた理由は何でしょうか。かつて三浦選手はインタビューでこう答えました。「ブラジルではサッカーが下手な人を、ジャポネス(日本人)と呼ぶんです。
それを聞いた時、いつかワールドカップに出て日本人でも立派にサッカーができることを証明したいと思いました」
恐らく三浦選手はこの気持ちを胸に秘め、30年間第一線で勝負してきたのではないでしょうか。
プロサッカー選手である以上、可能性がゼロとは言いませんが、今後、彼がワールドカップに出場することは極めて難しいでしょう。しかし、三浦選手が日本サッカーの地位向上のために、プレーを続けてきたその姿勢は、正にレジェンドそのものです。来年は50歳になる三浦知良選手、日本サッカー界のためにも末永く現役で活躍してもらいたいですね。