番狂わせが大きなリターンにつながるブックメーカーサッカー
ブックメーカーは、投票を受け付けるにあたって、オッズをつけておきます。この設定は自由に行われて、投票する側はそれを参考にします。この数値を設定するにあたっては、独自の理論に基づいて利益を出せるように心がけますが、可能性が高ければ低く、可能性が低ければ高く設定していきます。
このオッズは、時期によって変更されていきますが、投票者の数によって自動的に変動はしません。また、すでに投票した人には、その時に表示されてたオッズが適用されます。そのため、他社の動向を気にしなくてよいというメリットもあります。 ブックメーカーでは、このような仕組みでオッズが設定されているため、番狂わせが生じるとブックメーカー側が損をしてしまうこともあります。
例えば、最近では、サッカープレミアリーグの優勝予想が、番狂わせの影響を受けそうになっています。シーズン前に5000倍とつけられたチームが、優勝目前となっています。現在も優勝オッズには投票できますが、その数字は8倍と現実的な数字です。つまり、いかにシーズン前の数字が大きかったのかがわかります。